もんたにっき

好きなこと好きなだけ

ほぐす

今週のお題「私がブログを書きたくなるとき」

 

中学3年生の時

とても尊敬していた8つ上の兄が

「英語は出来るといいよ」と言ったのと、

授業で音読をした時に先生が、

LとRの発音が綺麗だと褒めてくれたこともあって

英語が好きになった

洋楽も好きで

その歌詞が分かるようになったらいいなあ

と思ったのもある

とにかく色んなことがあって

英語を学ぶのが楽しかった

 

高校に入ると

ちょうどえぬえちけーで放送されていた

Gleeという海外ドラマにハマったのもあって

本格的に好きになった

 

高校生の時に父とオムライス屋さんで話したことが

今でもふとした時に頭の中で思い出される

 

「I’m Ken.と言うのはどんな日本語になるのかな」

英語の授業で一番最初に習うような簡単な英語

私は、"私はケンです。"だと思った

それは正解だけど、それだけじゃない

当時の私はそれを考えもしなかった

父は、オムライスを頬張りながら

「僕はケン、私の名前はケン、俺はケンという人間だ、ケンというのは僕のことだ、私はケンと呼ばれていた、」

とにかくたくさんの、

I’m Ken. から想像できる限りの日本語を挙げた

衝撃だった

教科書で教わった通りにしか答えられない私と全然違って

父の頭の中は多彩だった

「こうやって英語の翻訳はされていくんだよなあ」

父は楽しそうだった

それからは、

今まで見てた海外ドラマの字幕も

ニュアンスは同じでも大幅に意訳されてたりして

ああ、それはこう訳せるのかと

そんなところも楽しくなった

 

大学生になって

移民についての講義を受けた時

「まず、あなたが思う外国人のいいイメージと、悪いイメージを書いてみて」とプリントを渡された

私は、いいイメージに

「背が高い、足が長い」と書いた

先生は「どうして背が高い、足が長いことが良いと思うの?」

と私に聞いた

私はうまく答えられなかった

雑誌で見るモデルさんや

スポーツで活躍する人を見て

勝手に私が定義したことだった

 

こうやって

カチカチの私は少しずつ

何かに触れて

何かに気づかされてほぐされる

まだまだそんなところが

たくさんあると思う

そういうことにこれからも

気づいていきたい

 

そんなことを思った時、

私はブログに書きたくなる