もんたにっき

好きなこと好きなだけ

半分

今年の5月

小学校に上がる前からずっと一緒だった愛猫が亡くなった

 

寝るときも朝起きてもご飯を食べるときも勉強中だって

ずっと一緒だった相棒

その相棒がいなくなってから立ち直るのにだいぶ時間がかかったし

今も全部は受け止めきれなくて

ふと、廊下の奥から、扉の向こうからトコトコ歩いてくる気がしてならなかったりする

 

そして、10月に新しい猫さんがうちにやってきて

そのことを友達に話したら「新しい相棒だね」と言われた

うん、とは答えられなかった

 

相棒はずっと相棒なの

私の中でずっと

 

新しい猫さんは、

15年以上一緒にいた相棒の代わりじゃない

 

友人が優しくかけてくれた言葉にも

こんなにも上手く返せない自分を知って

まだまだ立ち直れてないのかもな、と思った

 

きっとこれからも半分は受け止めきれないまま、忘れられないまま

半分だけが時間と一緒に変わってく

そんなような感覚だと思う

そうありたいと思う

 

相棒のことも

相棒が大好きな私も

どっちもずっと忘れたくないから

 

そんなことを考えたのでした